神戸元町本格中国料理「東光」さん 中国料理と中華料理の違いについて 中国四大料理 中国八大料理(八大菜系)

 

 

まずは真っ昼間から紹興酒で乾杯!

 

 

 

この紹興酒、甕仕込み(かめしこみ)、五年ものくらいかな〜、

アルコールが優しく非常に飲みやすかったです、美味しい!

 

そうそう、むかし上海に住んでいたことがあって、

その時、現地の人からいろいろ料理のことを教わりました、

また日本に戻ってからも独学ですが中国料理を調べたものです、

 

八宝菜/塩味/広東菜(料理)

 

 

実は中華料理と呼ばれるのを中国人はあまり好みません、

これは中華民国(台湾)との区別だと思いますが、

中国も「中華人民共和国」ではないか?との問いには、

 

それは違う、

 

の一点張りでした(笑)

 

またですね、中国四大料理については、

 

それは違う、

 

 

(笑)、どうやら四大料理というのは日本的なようで、

現地では中国八大料理「八大菜系」というものがあって、

まぁそれも人によって、地域によってマチマチなようですが、

 

  • 山東料理
  • 江蘇料理
  • 浙江料理
  • 広東料理
  • 福建料理
  • 安徽料理
  • 湖南料理
  • 四川料理

 

ですが、この中に北京料理も上海料理もないでしょ、

北京料理は山東(さんとん)料理に、上海料理は江蘇(こうそ)料理に含まれるようです、

日本では上記2つに四川料理と広東料理が中国四大料理となっています

 

 

また繰り返しになりますが、

台湾素食、台湾菜はどうしても入れくれません、それは違うの一点張りです(笑)

 

僕的には台湾料理ってどうも独特の文化色があって独立したものだと考えているのですが、、、

 

唐揚げの甘酢ソース

 

 

また、この八大料理と言われる八大菜系も細分化されており、

詳しく分けると16地方にも20地方にもなるようです、

 

ややこしいのは、「食は広州にあり」と言われる広州料理ですね、

広州料理そのものは見当たらないんですが、

そもそも日本の中華街や世界のチャイナタウンでは、

飲茶(ヤムチャ)やワンタンが主流で(どちらも広東語)

いわゆる広東料理のシェフが世界に進出したようです、

(広東料理は「潮州料理」「客家料理」「順徳料理」の3つ)

 

ですので北京料理である山東料理、また雲南、貴洲などの四川料理は、

随分と後発組で、広東料理が世界の主流になっているのではないでしょうか、

薄味、塩味、辛くない、確かにそう思います、

 

ちなみに四川料理は辛いと言われますが、それは半分強くらいの割合で、

3〜4割はまったく辛くない料理がたくさんあるとのこと、

それにホントに辛いのは湖南料理だという説もあります、

 

これね、エビチリソース 広東料理では日本のそれとはまったく別物です

 

 

ちなみに、フカヒレの姿煮やアワビの蒸し物、燕の巣スープなども広東省が発祥で、

先の世界的な広州料理とともに「食は広州にあり」と言われる所以は、

そういった高級食材を多く用いるところにも理由があるのではないでしょうか、

 

 

 

僕的には、中国料理はやはり食文化の源であると考える一人です、

庶民の食としてまさしく世界に君臨しています、

それはとりも直さず「うまい」「安い」「早い」です、

 

まぁ日本料理やトルコ料理、フランス料理、イタリア料理も、

地球規模で考えると所詮は地方の料理で、

食文化の大元は食の大国である中国料理ではないでしょうか、

 

だってイタリア料理と中国料理は調理方法に共通するところはたくさんありますし、

日本料理も、味噌や醤油の調味料、煮物料理の原型もすべて中国から伝わっています、

 

 

独特の日本文化としては「生食」ですね、

中国人は魚介類も含め、野菜もすべて火を通して食べるようです、

上海で聞いた話では、「中国にサラダの文化はなかった」です、

 

日本の食文化で独自の料理といえば、やはり鮨でしょうね、

これだけはわたくし 譲れません(笑)

 

 

 

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