今日は砥石(といし)について

 

このように砥石が削れて「砥ぐそ」が出て初めて包丁の研ぎができます

 

砥石には「人工的に作られたもの」と「天然砥石」があります、

一般的には「人工砥石」が流通していて手に入れやすいので、

ぼくは俗にいう普通の砥石をお勧めします、

 

天然砥石はこんな感じです、使えます?(笑)真っ直ぐに整形されたものもありますが

 

荒砥石・中砥石・仕上げ、などがありますが、番手がみなさんどうなんだろうと思われるでしょう、

荒砥石はだいたい#120〜400

中砥石は#800〜1200

仕上げは#3000以上とかになります、

 

荒砥石
中砥石
仕上砥石

ただこの数字は目安ですので、メーカーによって、

同じ1000番でも研ぎの仕上がりが違ってきます、

 

ごく一般的に一つの砥石でまかなう場合は、#1000一択だと思います、

 

それともう一つ持つとすれば、

最初はどうしても「丸研ぎ」や「鷲刃」「波研ぎ」=波打ちとも、になりやすく、

また使ってるうちに落としたり、硬いものを切って欠けたりすることもあります、

その時に包丁を元に戻すために「荒砥石」がどうしても必要になります、

#1000でも手直しはきくのですが、めちゃくちゃ時間がかかります、

荒砥石で一気に削って、また#1000くらいの中砥石で刃をつけるのが一般的です、

 

しかしながら、この二つを持っていても、もう一つ持っておきたいのが、

砥石をいつも真っ平にするための「面直し」の砥石です、

下がモルタルやコンクリートで砥石をゴシゴシ擦(こす)って直すのもいいのですが、

一般家庭ではお庭でするくらいしかできませんし、冬などは寒すぎます(笑)

 

包丁の研ぎ方では、これが正解とかありませんが、

この、砥石を「常に真っ平にしておく」ことは必須です、

でないと包丁が研げないとくらい思っていてください、

 

そのためにダイヤモンド砥石なるものも存在し、あとでリンクを貼っておきますが、

この#120〜180くらいの「面直し」があればとても重宝します、

 

ですので、切れやんだら通常使う#1000、

刃が欠けたりした時に修正する#220、

砥石を直す砥石、#120〜180、

この三つをいつもオススメしています、

 

これで砥石の表面を平らにします

 

趣味でこだわりや、ピンピンに切れるようにしたい人は、

「仕上砥石」も良いのですが、

だいたい買っても次第に使わなくなります(笑)

だってめちゃくちゃ仕上げるのに時間がかかりますもん(笑)

 

 

おすすめの砥石、シャプトンになりますが、
※ シャプトン は一般的な人工砥石より、硬めの使用感なので、#120でも#200くらい?#1000でも#1500かなと思ったりしています、砥石の減りもゆっくりなので助かるなとも思っています(個人的感想)

 

Amazonのリンクを貼っておきます、

#1000
#220・白の#120でも
ダイヤモンド砥石

 

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