熟成鮨 魚介の熟成と獣肉の熟成
牛の枝(手足胴体のみで内臓を取り除いたもの)で大型の牛でだいたい、
1~2週間くらい放置されます、その後解体されてブロックに分けられます、
通常真空状態にしますが、そこからまた1〜2週間寝かされ流通していきます、
また消費者に一番近い精肉店でも真空のまま1週間ほど寝かせる場合もあります、
焼肉屋さん然りです、
なので個体が500kgを超える牛などは、屠殺されてから1ヶ月以上してから
食卓へ並んだり我々が口にするわけですね、
こうした過程を「熟成」「エイジング」と言ったりします、定義はありません、
反対に個体の小さなもの、魚介類、鯛や平目、カンパチ、蟹、海老などですね、
大きいものではマグロがありますが、クジラは哺乳類なので獣肉になります、
最近、ここ10年くらい熟成鮨が巷では話題になってきました、
獣肉類と魚介類の熟成の違いは「食べ方」にあると思います、
基本、牛肉って生で食べないですよね、僕は食べますが(笑)
でも魚類は日本人は特に「生食をベース」に鮮度をとやかく言うわけです、
しかしながら、何日か熟成させたハマチなどを、そのまま握ったり、
刺身で食べるのは、おっと、大丈夫か?と個人的には考えます、
エイジングを上手に風を当ててや、骨付きのままエイジングさせるのはわかります、
またそういった低温(-2~2℃)熟成機なるものもありますので、
そういった文明の利機を使えば比較的安全でしょう、
ただ、熟成させた魚介類を「生」で食べることを前提に考えますと、
やはり単に寝かせるのではなく、塩をしたり酢に漬けたり、
もしくは酒、アルコールの力を借りて、寝かせる、熟成をかける、
そういった加工が必要ではないでしょうか、
若干ですが、比較的安全に思えるのは骨付きのままの「寝かせる」です、
魚も骨付き(丸)のまま寝かせると包丁が一部三ヶ所しか入りませんので、
尻尾と頭の切り落とし部分だけですね、あとお腹の皮一枚ですか、
それなら雑菌(腐敗菌)の付着も極力抑えられますし、安全かと、
それでも僕は皮目や内腹に軽くでも「塩を当て」ますけどね、
どうなんでしょう、柵にした状態で、塩も何もせずただ放置する、
せめてワイヤレスの扇風機で風を当て続けるとか、
もしくは酒のアルコール消毒を施すとか、
もしくは骨付きの丸のまま、内臓だけを抜いて、氷温(0℃以下)の
海水塩(3%の塩水)に漬け込むなど、とにかく「塩」を使う、
そういった安全の確保が望ましいとは個人的には思っています、
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