五香粉(ウーシャンフェン)
五香粉は中国料理のスパイスになっていますが、
実はアジア圏、タイでもマレーシアでもフィリピンでも、
台湾でも香港でも、もしかしたら日本以外のほとんどのアジア諸国で
使われている調味料ではないでしょうか、
僕もいっときハマってる時期があって、
いろいろ試行錯誤して原料から作ったことがあります、
材料は、いろいろな情報がありますが、
基本的に、次の6つです、5ではない(笑)
五にはまた違う意味があって、開高 健(かいこう たけし)さんの小説、
「最後の晩餐」の説明では、五は ”多い” とか ”複雑” の意味があって、
五香粉も5種類という意味ではなく、複雑な香りの粉の意味になります、
開高 健さんの小説には魅了されます、ロマネ・コンティ一九三五は有名です
• 八角(スターアニス・大茴香ダァーフイシャン(ダイウイキョウ)=トウシキミの実)
• クローブ(丁香・日本では丁子)
• シナモン(肉桂(ロークイ)・カシア)
• 花椒(赤山椒の実皮干し・花椒=ファージャオ)
• ウイキョウ(フェンネル・茴香(フイシャン)・小茴香)
• 陳皮(マンダリンオレンジの皮干し・陳皮(チェンピー)
の六つがベースになります、
この他に、白胡椒や黒胡椒を入れたり、生姜、ナツメグ、ウコン(ターメリック)なども、
国や地域によって、またお店によってもマチマチのようです、
僕は基本的にスパイシーなのが好きなので、花椒の痺れに加えて、
白胡椒、黒胡椒、
満天星辣椒(マンティエンシンラ―ジャオ=唐辛子)を入れてました、
ナツメグは牛の挽き肉、ミートローフやハンバーグには必須ですが、
どうも万能タイプではないなぁと、
ウコンはやっぱりカレーっしょ(笑)
生姜(ジンジャー)の生はいいのですが、乾燥はどうも苦手です、
でも、それぞれ独特の香りや癖があって、自分で調合すると、
八角はベースになっても、ブレンド次第で、レモングラス入れたらタイっぽいなとか、
ベトナミーズならドライパクチーを入れようとか、台湾はやっぱり丁子でしょ(笑)
みたいに各国の特徴が出せるくらいに楽しむことができます、
それで僕はよくこんなことをして遊んでいました^^、
料理って楽しいですよね、創作の魅力があります、
ごま油と味の素と五香粉でどんな料理でもアジアンテイストになります、
スーパーでも五香粉は売っていますので、どのメーカーでも変わりません、
まだ試したことのない方は是非、五香粉を使ってみてください、
上海や台湾、香港などのアジアの香りと味を楽しめると思います、
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