無料のものがたくさん

お寿司屋さんに行くと、お金を払わずに食べれるものがたくさんあります、

まずこれ↘️

 

 

ガリです!

 

ガリはですね、生姜の酢漬けですが、

最近はえらく甘くなって困ったものです(-_-;)

ホンマに甘いですよね!

 

ガリはガリ屋さんがあるので各々寿司屋さんでは作らなくなりました、

僕らの時代は味付けしていない塩漬けのガリを仕入れて、それを水で戻して、

それぞれのお寿司屋さんで甘酢を作って漬けるのが通例でしたね、

生姜を搾るのが見習いのひと仕事でした、

 

もっと昔は新生姜をボイルし柔らかくして、柳刃包丁でへいで(スライス)して

自家製ガリが普通であったようです、戦前戦後の話とのことです、

 

今では味付けのガリをそのまま提供するか、持ち帰り用などの個装のガリですね、

ま、それが現在では当たり前になっています、

 

ちなみにガリは噛むと「ガリ」っとするからガリと言うのが正解らしいです、

これはほんとうの話です、

 

昔は先述のように「シュッシュッ」と包丁を滑らして「へぐ」ので、

結構厚めのガリが多かったからだと思います、

この仕事は今では胡瓜なんかで受け継ぐ職人さんがおられますね、

ぼくもできます(笑)

 

そしてこのガリ、絶対無料ですよね(笑)

 

 

さてお次は、これです↘️

 

 

 

 

お茶です!

 

近年では回転寿司で、いろいろなお茶を楽しめたりしますが、

寿司屋のお茶の王道は「緑茶」です、粉茶ですね、

玉露などの美味しいお茶はメインである「鮨」の味を邪魔するので、

避けた方がいいと思います、

 

これも昔実験しましたが、美味しいお茶で口を濁すと、

鮨の、特に魚の味がわからなくなりました、

ですので、いろいろお茶の味を楽しめても、

鮨には「緑茶オンリー」を強くおすすめします!

 

またガリ・お茶、共に「口直し」の意味があって、

次のネタ「鮨」への「濯ぎ」すすぎのためにあると言われます、

なので「あがり」って俗に言われますが、

別に食べ終わった後だけでなく、

お茶は最初から大きな湯飲みに、程よく(6分目)くらい注いでもらって、

お茶を飲みながらお寿司を楽しみましょう!^^

 

そうそう、粉茶は茶こしでその都度お湯を注いで作ります、

急須に入れてはダメなんです、なぜか!?

 

冷めるからです(笑)

 

このお茶も無料に間違いありません( ̄▽ ̄;)

 

 

まだありますよ〜、タダのものが(笑)

 

お次はこれです↘️

 

 

 

醤油です!

 

醤油=ムラサキなどと言います、これもテーブルに取り放題で置いてますよね(笑)

なんで寿司屋さんには「タダ」のものだらけなのでしょう(笑)

 

醤油も各店がそれぞれのこだわりを持って調合しています、

 

が、しかし、

 

醤油も甘くなりました、

もともと九州地方では醤油は甘口なのですが、

今となっては至るところで「甘口」ラッシュです!

も少し、魚の味を活かせるキリッとした醤油が欲しいものです、

土佐醤油のように「旨味」のある「甘味」というのはいいんですが、

やたらと砂糖で甘付けした醤油はいけません、

甘いガリと同じで、鮨の味がボヤけてしまいます、

 

ちなみに、ぼくは出汁醤油は使いますが、

それでも少し濃口やたまり醤油を足して、

キリッとさせます、キリッ!とです(笑)

 

 

さて、まだあります、

そう!

 

山葵(わさび)です!

 

え?と思われるかも知れませんが、

最近では「サビ抜き」の要望があまりに多いので、

「サビ抜き」がレギュラーで、「サビ入り」が別注になりつつあります(笑)

 

というのも、アメリカでは常にガリとわさびが横に付いてきます、

いわば「ガリわさセット」ですね!

その流れもあってか、わさびを「横付けする」お店も増えてきました、

わさびも追加で注文しても料金が発生することはありません、

 

ただし、これは別物です↘️

 

 

これが「本わさび」であり「生わさび」になります、

これは高価なものでは一本4,000円とかするものもあり(2〜3年もの)

特に、静岡や長野、岩手県で栽培されるものがよく流通しています、

最上級は晩稲(おくて)品種である「真妻(まづま)種」

栽培期間は24ヶ月です( ̄▽ ̄;)

プロ中のプロは2年以上育てるらしいです、根気ですよ、根気!

 

畑で栽培するわさびはまだ安定しますが、

清流(渓流)で栽培される「沢わさび」は、

時に流され、時に干上がり、時に盗まれ(笑)

農家さんにとっては大変な労力だと思います、

 

されでも昨今、需要が減ったのか、はたまたコロナ影響か、

ずいぶんと値が下がりました、

 

この本わさびと比較して、粉わさび、いわゆる水で溶くわさびですね、

 

 

これはひじょぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜に効きます!

まさしく涙ものです(笑)

 

本わさびではかなり目の細かいおろし金(鋼鮫)やサメ皮などで、

ゆっくりゆっくり摺らないと辛味が立ちません↙️

 

粗めのおろし金で摺ったら摺ったで甘味が出て美味しいのですが、↗️

やはりわさびは「ツン」とくるのが醍醐味なので、

辛味を立たせたいですよね、

 

それを代替させたのが粉わさびです、

もちろん100%わさびではなく、西洋わさび、

ホースラディッシュですね、これが50%以上、

他は以下の通りです(笑)

 

 

本わさびは「入っていません」(笑)

でも例の「ツン」とくる特許も外せません(笑)

 

そもそも本わさびは、鮨にもいいですが、

美味しい「本わさび」を、「旨い魚で食べる!」的な(笑)

どちらかというとわさびがメインな食べ方をした方がいいと思います、

 

本わさびは醤油などに溶かずに、お刺身の上にチョンとのせて、

それで魚の方を醤油につけて食べるのがBestではないでしょうか、

菊花(きっか)や紅蓼(べにたて)も一緒に添えると、なおスパイスが効いて

魚の味もグンと引き立てられると思うのです、

これはあくまで主観ですけどね、基本食べ方は自由ですから、

 

ちなみに本わさびは葉っぱの方から摺ります、こちら側からです↘️

 

 

葉はあるていど取りのぞきますが、

茎の方から擦ってください、

ただ、何回にも分けて使う場合は(高価なものなので)、

先(土に埋まってる細い方)から擦ってもいいと思います、

そのほうが長持ちしますから、

 

 

さて、まだ「タダ」のものがあります(笑)

 

なんだと思います?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シャリ」です(笑)

 

ちなみに、寿司を「シャリ抜き」(笑)って注文したら怒られそうですが、

おそらく値段は変わらないと思います、

刺身ジャン!(笑)ってなりますが、いわば「すし飯は」アレ、無料で魚に付いてくるんですよ、

 

ちなみに刺身(お造り)を注文して、

「やっぱりコレ鮨に握ってください」って言っても、

だぶん追加料金は発生しないと思うのですね、

なぜか? 

 

それが寿司屋の「謎」でもあるのです(笑)

 

 

さて最後になりますが、タダのもの(ただ者ではありません)(笑)

 

 

これね、店によっては違いますが、

寿司をにぎって置いてくれる

 

「葉蘭」ハランです

 

(ささ)を使うところもありますが、

ちなみにアレ、お寿司やさんは買ってます、

たまに庭先などに植えてる方もおられますが、

結構いい値段します、もちろん使い回しています(笑)

だって汚れてないですもん!

 

あの葉蘭を「これください」って言ったらもらえます、

もちろん「タダ」でくれます、

親切なところはちゃんと濡れリードタオルなんかにくるんで、

ビニール袋に入れてくれると思います、乾いたら枯れてしまうので、

 

ちなみにこんな達人もいます、まさしく「ただ者」ではありません(笑)

 

 

このレベルは異常ですが…(笑)

簡単な笹切りや葉蘭霧は誰でもできます、

ご参考までに → YouTubeの葉蘭切り YouTubeにリンクしてます、

この方は小出刃(こでば)でやっていますが、

ちゃんと笹切り包丁を使えば、もっとスムーズにされると思います、

 

  

 

ではでは、お寿司屋さんに無料のものが多い話でしたが、

いかがだったでしょう?

 

まだまだ精進して腕を磨きたいものです!

 

 

 

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