東京で怒られた話(笑)
だいぶ前(1987年末)の話ですが、
ぼくがアメリカのシカゴへ行く前のこと、
東京の赤坂見附で研修がありました、
もちろん寿司は握れていたのですが、
やはり東京!にぎり寿司にはうるさかったです(笑)
別にこれといった指摘はなかったのですが、
言葉
による差別?勘違い?語弊?
なんでもいいですが、
言葉が通じないことがあり、
反対に言葉を理解できないこともあり、
それこそ痛い目に遭いました、
ひとつは、
「冷蔵庫になおしといてください」
これは冷蔵庫の故障ととられました(笑)
関西ではなおす→しまう、ですが、
なおす→修理となります(in Tokyo)
「バカヤロービックリするじゃねえかぁよ!」と
ビックリさせられました(笑)
またひとつは、
「任せるから」
こやつが曲者です、
「任せ」られたからには質問してはいけません(笑)
八寸か何かの一品で、
「おめぇ京都で割烹やってたんだろ、任すよ」と言われ、
斉藤さんだったと思いますが、
「明日の仕入れで穴子2本くらいもらっていいですか?」と聞きました、
斎藤さん、「あぁかまわねえよ」
ここまでは良かったんです、そこでぼくは質問を重ねてしまいました、
「八幡巻きみたいなのを薄切りでしましょうか」と禁断の質問をしてしまったのです(笑)
「チッ任せるって言ってんだろわかんね〜のかよバァカ」
と怒鳴られて大喧嘩(笑)
ぼくも当時22歳、血気盛んです(笑)
取っ組み合いになって周りの人に止められたものです(笑)
要するに「日本語」を理解しろと言うことでしたが、
ここが難しい、
大阪でも見習いの頃、
「おい!山口、メシ行けよ!」と言われた時、
ちょうどハマチを捌いていたので、
「いえ、主任、先にまかない行ってください」まかない=食事
まさかメシとは言えませんでしたが、
が!
「オメェ〜、オレに命令しやがんのか!おぉぉ!」
主任ブチ切れ(笑)
出刃包丁持って追いかけ回されました(笑)
ちょっと待って〜な、という感じでしたが(笑)
確かに言い方は丁寧ですが、命令してますよね( ̄▽ ̄;)、
かなり気に障ったのでしょう、本気で追い込みかけられました(笑)
日本語は難しいです(-_-;)、
続いて、東京での話その三、
「〇〇さん、なんで東京には寿司屋にうなぎないんですかね?」
「バカヤロウ、なんで寿司屋にうなぎ置いてんだよ、うなぎは鰻屋だろ、ざぁけんじゃねえよ!」
なんで怒られたのかまったくわかりませんでした(笑)
とかく、西と東では言葉や文化が違って大変です、
また日本語は難しいものだと考えさせられた若き日の思い出です^^!
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