栄養学的にみた寿司

 

 

 今回は「すし技術専科」記載のフードドクター

「東畑朝子」女史の、

「すしの栄養」コラムを参照させていただきます、 

 

 彼女は現在92歳!現役です、健康寿命からも

間違いなく信用できる博士とも言えるでしょう^^、

執筆の書籍数は共著を含むと100冊を超えます、

出版業界に於いても「大御所」ですね!

 

 

 

 

すしはズバリ「健康食」と言えるのは間違いないようです、

なるべく学術的な表現は避けたいと思っていますが、専門用語はご容赦ください<_ _>

 

米が主体という事が、まず小麦主体の食事よりも良質のタンパク質がかなり多い、

ただデメリットとしては、せっかくのビタミン類の多くは、

精米(麦などは精白)の時点で激減してしまうので、

玄米などが健康的に勧められるのはそのためであると、

しかしながら玄米寿司を売り物にするなら話は別にして、

嗜好的にどうしても白米でないと業界の経済的には難しいとも、

 

 

次に鮨は「魚介」が主体であることを述べておられます、

これは1989年にロンドン発のニュースで、

「日本の子どもが知能指数が高いのは、昔から魚をたくさん

食べてきたからだ」と発表されたことを前置きとして、

 

それより以前、1972年のクロフォード教授の、

「DHA(ドコサヘキサエン酸)の不足は脳の障害と関係する」との論説を

展開されていきます、

DHA十分に摂取していると、年齢を重ねても行動上の間違いが少なく、

脳の働きをよくし学習能力を高め、老人性の「ボケ」を防ぐ、

日本でも名古屋市立大学の奥山治美教授が同様の報告をしています、と、

 

またDHAと並んで、青背の魚に多く含まれている、

EPA(エイコサペンタエン酸)が血液を固まりにくくする働きがあり、

血栓予防に役立つ、いわゆる脳の重病化を防いでくれるデータを、

エスキモーを例に挙げ、血液をサラサラにするので、怪我をした時

血が固まりにくい民族ではあるが、

EPAの適度な摂取量は健康上大変重要なことであると勧告されています、

 

その上、魚の良質のタンパク質に比べて米のタンパク価が劣るのは、

さまざまな食材、魚を初め、卵、大豆、大豆加工品などをとり合わせ、

いわゆる米に不足気味のリジンというアミノ酸を補って余りある、

つまりにぎり寿司やいなり寿司など賑やかな組み合わせが、

米のタンパク質の質を高め「完全にする」という

非常に素晴らしい食べ方であると結ばれています、

 

またすしを食べる注意点として、

やはり、シャリに塩分と糖質がすでに多く含まれているので、

醤油をつけすぎないことや(なくても良い)や、

中高齢化に伴い、徐々に白飯を食べる機会を減らし、

すしを食べる際にもシャリを小さくしていただく等の提案を、

私個人的に補足しておきます、

 

 

よって、今日の私のお昼ご飯はこれだけです(笑)

 

 

  

 

干物サイコー!^^!

 

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