② サントリーでの初出勤
初出勤は翌日の1月13日、いきなり仕事させられたことを覚えています(笑)
寿司場(スシ・バー/SUSHI BAR)アメリカでも「寿司場」というのだ?!
発音が一緒なので勘違いしていました(笑)
寿司バーには、主任の和田さんと同居人の正田さん、そして僕の3人になったわけです、
正直、めちゃくちゃヒマでした、ほんとに一日一人とか、0とか(笑)
1階のダイニングや畳ルーム、また2階、隣の鉄板ルームから注文がくるくらいで、
ほぼ寿司スペシャル(寿司盛り合わせ=SUSHI ASSORTED)か、
カリフォルニアロールでしたね、その二つのみ(笑)
たまに日本人の商社のお客さんがチラホラ、くらいでしたね、
なので僕は英語を覚えてやるとだけ(公言してました)(笑)
「山口は仕事をしにきたんか?それとも英語の学習にきたんか?」
と言われ「英語の勉強をしにきました」と堂々と言ってましたものね(笑)
松原さんの「えらいやつ送ってきたな」はここで露見するわけです(笑)
ただはっきり言って、当初1年くらいはほとんどすることがなくて、
これでは腕が鈍る、感も鈍る、ボケてしまうと思ってましたもの、、、、
そんな状況でしたが、その勤務初日の帰りに、
住居のアパートメントの1階にコンビニ(あちらではグローサリーストア)があって、
部屋に上がる前に、初めての買い物をしたわけです、
なんせ最初だったので勇気要りましたね〜〜〜〜(笑)
それで99¢のポテトチップスの袋をレジに持って行ったわけですが、
当然、99¢なので$1でお釣りが来るはずでした、
ところが、黒人のレジ姉さんが何か言うのですよ、
「何か」ですから「意味がわかってない」と云うことです(笑)
$は受け取るのですが、ポテトチップスを渡さないのです!
アップセット(興奮)したお姉さんに吊られてこちらまでエキサイティングです(笑)
「これはいきなり詐欺か?」くらいまで思ってましたもの(笑)
ラチが開かないので、仕方なく$を返してもらって帰ろうとしていたところに、
ちょうど1階のキッチンの上野さんと、鉄板シェフの小林さんが入ってこられて、
「オォ!今日からきた山口くんか」とまさしく助け舟❣️
「いやぁ=、この人ポテトチップスを売ってくれないんですよ、
こっちはちゃんと$1出しているのに」と言ったところ、
「そうだなぁ〜、こっちはタックス(TAX=消費税)と云うのがあって、
99¢でも8%分の税金が加算されるから1ドル6セント出さないと買えないんだよ」と😵
これが最初の英語非惨劇の一幕でした、日本で消費税が導入されたのは1989年でしたから、
当時1988年は消費税という言葉も知りませんでした、
思いっきり恥ずかしかったですが、黒人のレジ姉さんが膨れっ面しているのが
今でも印象に残っています(笑)
おかげで6¢を小林さんに出してもらって、無事にポテトチップスを購入できたのでした、
チャンチャン^^、
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