積算温度(せきさんおんど)ってなに?

 

毎日の平均気温を合計したものを積算温度という。例えば、スイカの果実の成熟には一定の日数がかかるが、日数よりもむしろ毎日の気温の累積が重要であり、それは800~1,000℃とみられている。つまり快晴が続いた場合、日数は少なくても累計がこのぐらいの積算になれば成熟に達するとみられている。このように積算温度は作物の栽培の多くの場面に共通した重要な意味をもつ。(タキイ種苗株式会社HPより引用)

 

要するに作物や植物が収穫できたり、花が咲いたり、

そのタイミングを測るひとつの目安として「積算温度」があります、

 

”何日くらい”で収穫できるとか、”いつ頃”収穫できる予測は、

主にこの積算温度から算出されています、

 

ですので、8月初旬から半ば頃、というのは、

おそらくその時期には積算温度が収穫に適した積算温度に達するであろう、

ということです、

 

 

ところで、ここから少し我見と独断とが入りますが、

偏見はありません(笑)

少し長くなりますが読んでいただければ幸いです、

 

この頃、熱中症や、昔で言えば日射病など、

また地球温暖化による気温の上昇、とうとうが昨今の地球規模の話題になっています、

 

そこで、今年の夏は異常だという話が毎年されるようになりました、

確かに今年の夏はかなり暑いとは思うのですが、どうでしょう、

ただの気温、35℃であるとか37℃が最高気温であるとか、

どうもそれだけではないぞなもし、と僕なりに仮説を立ててみました、

 

実際、体感として、

 

 

 

 

めちゃくちゃしんどい!(笑)

 

 

これはこれで「今年は異常だ」で済まされるのですが、

自分の体調を鑑(かんが)みて「おかしい、おかしい」と感じていたのです、

 

ヒートアイランド現象?違う違う、

日本の湿度の問題?違う違う、もしかしたら植物と同じ、

結局一年を通しての積み重なった「人間の積算温度」ではないのか?

と、

 

 

昔のクーラーやヒーターのない時代、

実際、火鉢やストーブがあっても外気温と変わらない部屋で、

布団をかぶって寝るわけです、

そりゃぁ寒いですよ、寒かったですよ、

寝る前にストーブ消したら「わ・地獄」って思ってましたもん、

もう布団に入るしかありましぇん(-_-;)、

 

その反対に夏はクーラーではなく扇風機、

 

 

クーラーがあっても電気代がもったいないので、

来客時くらいしかつけなかったもんね、うちのおじいちゃん(笑)

 

昔も確かに暑かったですよ、

最高気温は今ほど高くはなかったとは思いますけど、

「平均したら」ここ100年で日本は1.3℃しか上がっていません、

最高気温が異常な上昇をしていますが、

平均すると約1℃の平均気温の上昇とデータが出ています、

無論、原因はともあれ温暖化現象は確実に認められます、

 

 

 

 

要するに年間の平均気温ではなく、

また猛暑と言われる夏の最高気温のせいでもなく、

人間の利器による「人間の積算温度」が上昇しているのではないかということです、

それも1℃や2℃ではなく、、、、

 

寒い時期の冬に常に寒くない環境を作り出す、→積算温度を上げる

いわばハウスの「温室栽培」のようなものですね、

冬の積算温度が、日平均10℃で、180日(10〜3月)であれば問題ないのですが、

ハウス栽培のように、常に暖かい部屋にいると、

体は20℃とかの平均気温の中で生活しているかも知れません、

 

 

 

結論を申しますと、

もしかしたら夏の熱中症の原因は冬の過ごし方にあるのではないか、

年間を通しての人間の環境の平均温度(気温ではない)は積算すると、

春にはオーバーしてしまっていて夏の暑さを乗り切れない、

というか、異常な疲れ方をしたり身体に変調をきたす、ではないのか、

ということです、

 

いわば、春にはもはやハウスの中で果実が熟すように、

もう本来の収穫期である夏には樹(幹や根)は疲れてしまっている、

積算温度がもたらす人間による調整です、

 

無論、人間の体温を超える37℃や40℃といった気温は、

あらゆる人間の心身の機能を蝕(むしば)みます、

 

しかし一気に高い気温というものは避けられることができますが、

毎日の温度は知らず知らずのうちに人間が体感温度として、

蓄積(積算)していくので気がつくことは難しい、

だって快適なのですから、

 

植物も快適な温度での環境や、

適度な積算温度を保ちつつ栽培してやると、

確かにコンスタントに結実(花が咲き実がなる)していきます、

季節の露地で栽培するより断然多収穫になります、

しかしそれらの植物個体は夏を迎えません、迎えられないのです、

植物であれば、もう花を咲かせて実を成らせ子孫を残したことになるからです、

あとは多年草を除いて枯れていくだけです、

  

今年のトマト栽培は終わるの早かったですね〜、やはり最高気温も原因ですが積算気温がこの夏は一気に加速したことが原因のようにも思われます

 

 

人間の場合、厳しい寒さの冬を暖かく過ごし、

やがて快適な季節の春を迎え、灼熱の夏に突入です、

もはや夏前には積算温度はピークに達していて、

いわば夏の暑さに耐えられない身体になっている、

改め、なっている人がここ近年多くなっている、そんな気がします、

 

試しに今年の冬は暖かくしないで、できるだけ寒い環境を作ってみたいと思います、

何でも実験ですので、身体を壊さない程度(笑)に試してみます、

 

 

いや、マジで今年の夏は身体に堪えています、

 

 

 

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