今と2100年の気温の変化

 

環境省サイトより

ドンッ!

な〜んだ、2100年なら70年後か、おれっち生きてないし、ハハハハ、逃げ切りや^^、

 

本気でそういうことを言う頭の悪い人がたくさんいます、

 

そりゃあね、あなたは死んじゃってるかも知れませんけど、

今の子供達はその頃まだ高齢者くらいで2100年をお迎えになりますよ、

 

 

 

まぁこれはあり得るとかあり得ないとか、

そういう問題ではなく、

我々、飲食業界にも多大な影響を及ぼす可能性があるということも考えなくてはいけません、

 

もちろん、農林・水産、ありとあらゆる産業を含みます、

けっきょく全部繋がってますからね!

 

つまりは海洋生物含め、穀物、野菜、畜産、

すべての「生態系が激変する」可能性があるということです、

 

各種苗(しゅびょう)業社や養殖業界はすでにその対応を進めています、

例えば、

日本種苗協会会員各社では、高温での栽培に耐えられるトマトの品種改良、

近畿大学水産研究所 (過去記事あります) では海中温度を調整できる生簀(イケス)の開発、

などなど、

 

いや、実際、生きるか死ぬかなんですよ、生物も人間も、

 

そりゃあ、松下幸之助翁も仰ってましたが、

「生成発展」日に日に新たに、、、

 

常々産業や技術は進化していくのですから、

なんとかなっていくのかも知れません、

人間の知恵とは素晴らしいものですから、

 

 

でも新聞やテレビのニュースを観たり聞いたりするだけで、

「こりゃ大変だな〜」と感心しているだけではどうなんでしょう、

と思うのです、

 

かと言って、クーラーを使わないとか、車に乗らないとか、

近所のアスファルトを剥がすとか(笑)

そういったことは現実的には不可能です、

 

 

ご年配の方そんなに体力がありません家ではクーラーをつけましょう

 

 

ですので提案したいのは、

先ず、そういう意識を「正しく」持つこと、

周りの情報やニュースだけに振り回されずに「実体感」として認識する、

 

また現実として様々な「現象」を真摯(しんし)に受け止めて、

そして、その問題について自分で考えてみる、行動に移してみる、

 

行動に移すとは?

簡単です、日々の目の前のことにそういった意識で「対応」していく、

また「提案」していく、

その場合、一昔前の「光化学スモッグ」「水銀汚染」なども、

やはり大手の企業なり、国の法による規制、等があって、

随分と空気も綺麗になり、大阪淀川の河口でアサリが繁殖するまでになりました、

ほんと川も海岸も昔よりきれいになりましたよ、

 

だからと言って、個人は無力と言うのはいかにもナンセンスです、

水俣病も四日市喘息1.2もイタイイタイ病も、一人ひとりの患者なり、

その家族が訴えを起こして国や企業を動かして行ったわけですから、

 

無力であるなんてとんでもないことです!

 

例を挙げて言えば、スーパーやコンビニの袋の有料化、

「あぁ2円だからまぁいいか」「私はちゃんとエコバッグ買って貢献してるわ」

 

 

ちゃうっちゅうねん(笑)

 

 

エコバッグ買ってどうするんですか!?

材質はなんですか?どこで作られてるんですか?

そもそもそんなの作ってどうしますか!?

 

袋も2円だからとか5円だったら、

そうじゃなくて、そういったモノの無駄をなくしましょう、ですから、

わざわざ買ってどうしますか?

 

家にあるバッグの再利用とか、手で持つとか、リュックに入れるとか、

意味がわかってない、まったく伝わってない、

 

皆さんもスーパーの出口にプラ・発砲スチロールのゴミ箱があって、

そこで発砲の容器から新しい袋に移し替えてエコバッグに入れる、

「それ実は全部無駄です!」

 

 

 

あのですね、そもそもあの発砲容器、買い物して帰ったらエグいですよ、

それだけで3日分くらいの廃棄物でゴミ箱がいっぱいになります、

分別してても意味ないんですって、

そもそも「使わないこと」「減らすこと」が大事なんです、

 

 

 

ですので、少し前にライフの高級店スクエアさんで提案したことがあります、

以下、

 

 

アメリカ・ヨーロッパでは、今でも対面販売のスーパー、もしくは市場、個人商店、

がまだまだあります、

今までは、そういうところでは、包装紙なり袋なりを使っていたわけですが、

日本でも高級なお肉屋さんなら竹の皮なども使用していましたね、

 

それを環境問題でCO2削減などの方針で、消費者は家からお皿やタッパーを持ってきて、

そこへミンチ何gとか、魚や野菜を入れて持って帰るわけですよ、

 

ですので、スーパーの中に、対面販売の量り売りのコーナーを

 

「半分だけでも

作ったらどうですか?そうしたら発泡スチロールの廃棄がかなり減ると思います、

仕入れるパッケージの仕入れ削減やパッキングする人の手間賃で、

経費はトータルでペイできるのではと思いますけど?」

と提案したところ、言葉丁寧に、その店長から返ってきた答えは、

 

「あぁお客様、当店では週に一回ご自宅の使い捨ての発泡容器などを回収するシステムを導入していますのでご安心ください、きちんと環境問題に取り組んでおります」

 

 

Paris 2012年当時

アホでしょ!

 

話が通じてない、とういうか日本語が理解されていない、

 

正直呆れました、「◯×店長、大学出てはりますよね、日本語は大丈夫ですか?」

と思わず言いましたもん、

 

また食品業社の社長には、

「消費期限の長いものは幾らかでも在庫を得意先にお願いして、週に1回なり2回なりにして配送の回数を減らしたらどうですか?うちは大丈夫ですから、そうしたらガソリン代の節約にもつながりますよ、
 緑豆春雨一袋配達しても仕方ないでしょ、冷凍コロッケも毎日毎日配達するより6ケースドンと冷凍庫にお願いしたらいいと思いますけど、
中には” あぁうちはそんなスペースない” と言われたらそこはそこで対応したらいい、うまくいって生鮮品以外の配達が半分以下になれば、おたくも従業員の時間も空くわけですから営業にでもやればいい、売上も伸びるのではないですか?」

 

さぁ、どう対応してもらっているかはわかりませんが、

ここも、得意先と業者の一つひとつ、また一対一の対話で成り立つ話です、

だから個人が大切なんですよ、一人ひとりの意識、提案、

 

売上が減ったり、余計な手間を増やしたり、

そういったことがなくとも、せずにどう「なくてもいい」ものを削減するか、

それこそが人間の素晴らしい知恵だと思います、

またそれは一人ひとりの意識の改革から始まると思っています、

 

デモをしたり、闘争を繰り広げたりせずに、

無駄を省くためにより無駄を増やしても意味がないんです、

一人が一人に話しかけて提案していくことが大切ではないでしょうか、

 

 

 

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