何やら出前館の配達員が崩れたお寿司を素手で盛り直していたと云うお話

ぼくはこのニュースある意味わかるように思います、

たぶんお寿司が偏ったり倒れたり、崩れていたのでしょう、

この配達員はその理由が自分の運転なりに責任があったことを

自認していたから、盛り付けの形を整えたのだと思います、

この理由づけは個人的な主観ですが、僕でもたぶんやると思うからです、

無論、バイクを運転していた手で、またアルコール、

シュッシュッとしたかも知れませんが、

素手で商品を触るのはご法度です、僕なら割り箸でやるか、

お客さんに正直に話して、お客さんの許可を得て、

お客さんの家で手を洗い、自宅にお邪魔して盛り付けを整えたと思います、

 

「いいよいいよ」と言われたら、「申し訳ございません、運転が未熟でした」とでも

申し上げて、敷居をまたぐことを辞退したことでしょう、

 

ただここで申し上げたいことは、

そもそもの盛り付けの問題を考察するべきだと云うことです、

せめてこれくらいまで「盛り込み」をしておけば、

バイクが転倒でもしない限り、大きな荷崩れはなかったと思います、

寿司は「すし詰め」満員電車に例えられる言葉ですが、

盛り込みや盛り合わせ、また折詰は寿司を「詰め」ないといけません、

このようにぎゅうぎゅう詰めにしておくのです、

岡持ち(出前持ち)のボンちゃんが少々傾けてもびくともしないように完成させておくことです、

折詰も然りで、下の左右の画像を見比べてください、

酔っぱらったお客さんが、お土産の折箱を振り回して家に持って帰っても、

どちらが詰めたままの形を維持できるでしょうか、

店内で召し上がる寿司の盛り合わせと、

出前に盛り込む10人前、

また折に詰めて、お土産にされる折箱は、

それぞれに、舎利の大きさ、にぎり方、並べ方、盛り方、詰め方が違います、

 

僕は一般的な寿司調理師より、盛り込み技術に結構こだわります、

作って終わりじゃないからです、移動して保管して、それから召し上がる、

口の中に入って安全に消化吸収されてようやく仕事が完結します、

なので目の前で食べていただく仕事は非常に心にゆとりができるものです、

にしても、こういったことがさも事件化されて、

世間の話題となり、業界に与える影響、

また個々人のプライバシーや精神衛生上のストレスを鑑みると、

相変わらず人を叩いて、またそれを面白がって、

低すぎる脳の一線を超えられずに日々の生活をしている人たちが哀れに思います、

脳は生きている間にしっかり使った方がいいですよ、

人の不幸を楽しんでる場合じゃないんです、助けてあげてくださいよ。

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