6月なので「食中毒」のお話

 

 

食中毒、いわゆる健康被害のひとつですが、

これは飲食業界だけでなく、さまざまな施設や学校、

また家庭内でも頻繁(ひんぱん)におこっています、

 

今日は「家庭内食中毒」に特筆したいと思います、

と言うのも、家庭内での出来事は表に出ないので、

なかなかその原因がわからなかったり、

健康被害への対応が難しいと思うからです、

 

ひとつには、あ、箇条書きにしましょうか、

1、以前にも書きましたが、冷蔵庫が意外と冷えていない、

  ということ、

  開け閉めの激しい夏場の冷蔵庫は特に温度が上がってしまいます、

  うちでは冷蔵庫にタニタの温度計を入れています、

  タニタの案件ではありませんが、僕的には数値の正確さを信頼しています、

  プロ用ですね、

 

安いので家に4つくらいあります(笑)画像をクリックするとAmazonに飛びます

安心していられるのは我々が眠っている間だけです(笑)

 

ですので、

冷蔵庫の大きさに関わらず、

 

 

 

入れすぎないことです!

 

夏場は特に生ものの「保存」を避けるということ、

 

またお造りや肉類などはスプレーに料理酒を入れて、

買ってきた商品のラップを外して吹きかけておくと、

グンと長持ちしますので比較的安全です、

大丈夫、お酒臭さはやがて消えていきますから、

焼き用の魚や肉類などはどうせ火を通しますしね、

 

それとこれも以前に書きましたが、

冷蔵庫に入れる前に商品のラップの四隅に二箇所くらい、

プチプチと穴を開けておくと冷蔵庫の冷気と早く馴染んで、

傷みを遅らせることができます、

 

2、食べ残しを冷蔵庫に入れる時は蓋やラップをしない、

  これも室温で食事をした後、密閉して温度差のある冷蔵庫へ入れてしまうと

  いわゆる「蒸れる」状態になって蓋に水滴が付きます、

  それがやがてポタポタと落ちてきて食品に当たり、

  その水が腐ってきます、

  冷蔵庫と同じ温度に食品が馴染んでから蓋をしましょう、

  お風呂に入っている間に冷えますから、

 

3、買い物からは真っ直ぐ帰る(笑)

  これね〜(笑)ホンマによく見かけます(笑)

 

 

 

 

 

 

早く帰ろうよ!(笑)

 

 

あとは、魚や貝類の

腸炎ビブリオ

コヤツは塩水に強く、真水に弱い(-_-;)

ですので、よく水道水の水で洗うことをおすすめします、

飲食店でも腸炎ビブリオの食中毒事件が一番多いです、

当然なまものを扱うことが多いのでそうなります、

 

あと、ノロくん、ノロウイルスですね、

これはしょっちゅう起こってます(笑)

健康体であれば体内にノロを保有していても無症状(不顕性感染)だったり、

軽症の人もいますが、抵抗力の弱い人や幼児、高齢者は注意が必要です、

 

 

 

 

そうそう寄生虫ではアニサキスがおりますね、

生で食べると厄介と言えば厄介なのですが、

刺身や寿司は食べたいですよね〜、

回避する方法は、ただ「よ〜く見ることです」(笑)

 

 

またアニキは中心温度70℃以上、または60℃なら1分の加熱で死滅します、

また、-20℃で24時間以上冷凍により死滅します(内閣府ホームページ)

 

 

 

他にもサルモネラ・カンピロバクター、いろいろおるのですが、

意外と知られていないのが、ウエルシュ野郎【ウエルシュ菌】です、

こいつはちと厄介で、カレーや大量調理で発生するので、

「給食病」とも言われています、

そうなんです、彼は100℃のお風呂に6時間でも耐えれるのです!(笑)

 

 

 

いやいや、笑い事ではありませんが、内閣府ホームページから抜粋しておきます⤵️

 

『ウエルシュ菌は、ヒトや動物の大腸内常在菌で、下水、河川、土壌等、自然界にも広く分布しています。

食中毒の原因となるウエルシュ菌は、100℃で1~6時間の加熱にも耐える熱に強い芽胞を作り、大鍋・大釜での加熱調理の際でもなかなか死滅しません。また、ウエルシュ菌は偏性嫌気性菌(酸素がない、もしくはとても少ない状況で増殖する菌)で、加熱調理により他の細菌が死滅し、且つ、空気(酸素)が抜けた状態の大鍋・大釜の中は、増殖に適した環境となります。そして、作り置き等で増殖に適した温度帯(12~50℃、至適温度:43~45℃)に長く置かれると、食品中で発芽(芽胞から再び増殖できる栄養型となること)し、急速に増殖します。

ウエルシュ菌の食中毒は、菌の産生する毒素(エンテロトキシン)により引き起こされます。毒素(エンテロトキシン)自体は熱や酸で容易に不活性化されます。また、ウエルシュ菌の食中毒は多くの菌量が必要とされているため、十分な加熱(栄養型の殺菌、毒素の不活化)だけでなく、温度管理(加熱調理後の速やかな喫食・冷却、小分け等)で菌の増殖を抑えることが食中毒予防対策として有効です』

 

 

ではでは、これから6月7月8月と食中毒の真っ盛りを迎えます(笑)

どうか、くれぐれも上記を参考に、下痢やお腹痛で苦しまれないことを願っております<(_ _)>

 

 

 

 

 

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