冷蔵技術冷凍技術解凍技術凍結技術(2)重要
最後に冷蔵について、
短くまとめたいと思います、
冷蔵で気をつけないといけないのは、
冷蔵庫をあてにするな!
です、
というのも、特に夏場などは外気温(室温)が高いので、
ご家庭で子供さんがおられれば、しょっちゅう冷蔵庫の開け閉めが激しいと思います、
外気温が30℃を超えていれば、一回冷蔵庫の扉を開けるだけで、
一気に庫内の温度は上昇します、
まして一般家庭ではスーパーなどで買い物してきた品物を冷蔵庫に入れると、
それだけで5〜6時間は設定した温度に戻りません!
1℃が締めっぱなしの温度なら、扉を一回開けるだけで、
すぐに温度が5℃くらいに上がります、
それが短時間に何回も繰り返されると、
じっさい夏場に実験しましたが、20℃以上になっていたことがあって、
びっくりしました!
家庭の冷蔵庫内は業務用と違って、
「風」がないので冷やすのにすごい電力と時間がかかります、
いちど温度計を冷蔵庫に入れてチェックしてみると、
オォー!となりますよ(笑)
外気温が高いので、20℃でも冷えているような気がするのです、
相対的感応温度ですね、これがかなり危険です!
家庭内食中毒がしょっちゅう起こっているのはこのせいです!
ですので、冷蔵庫に入れているから大丈夫と思わないで、
できるだけ、ドリンクは別の冷蔵庫に保管するとか、
まぁ子供たちが冷蔵庫の扉開け閉めするの半端ないですから(-_-;)
また買い物から帰ってきたら、肉や惣菜などのラップされた品物に、
プチプチと角に穴を開けたり、蓋を外して、
冷蔵庫内の空気がスゥ〜と、食品に直接触れるようにして、
温まった食品を長く冷蔵庫に保存しないようにしてください、
買ってきた食品も傷みますし、冷蔵庫の温度も上がってしまいます、
買い物帰りにおしゃべりしたり寄り道したそこのあなたッ!
そう!あなたですッ!!
これから気をつけてくださいね!よろしくお願いします<(_ _)>
それと、あまり触れなかった「野菜」についてですが、
近頃の冷蔵庫には野菜室などもあって、湿度と温度を調整してくれる
優れものもありますが、ここでちょっとプロのコツがあります、
何でもかんでも冷蔵庫に入れるとすぐに冷蔵庫がパンパンになります、
なので、「葉物野菜」は冷蔵庫(野菜室)=ほうれん草や小松菜 など、
「根菜類」はキッチンの隅っこ、=玉ねぎ、じゃがいも、さつまいも など
「果実野菜」は1日は出しっぱなし、茄子とかトマト、きゅうりは1日くらい大丈夫です、
もちろん全て冷蔵庫に入ればいいんですが、
却ってそれが冷蔵庫の他の食品を傷める原因にもなります、
冷蔵庫内の温度を上げてしまうでしょ、
わたくし玉ねぎが冷蔵庫に入っているとびっくりします(笑)
最後に、いったん外に出して、食事時など、
食後に残った惣菜やお漬物がありましたら、
いきなりラップや蓋をしないで冷蔵庫に入れてください、
外気温と冷蔵庫内の温度差で「蒸れて」しまいます
これは玉子焼き、焼肉、漬物、お刺身等々問いません、
残ったおかずはすべて一旦そのまま冷蔵庫に入れてください、
あらかた洗い物や用事を済ましたら、おもむろにラップや蓋をして
乾かないようにしてあげるといいでしょう、
何なら蓋をしないで明くる日までそのままでも構いません、
少々乾いたりしますが、蒸れて傷むよりマシですので、
プンと匂ったりするのは、意外と蒸れてしまってることが多いです、
ここが冷蔵庫に入れてるから安心ではない2点目です!
保存の仕方も難しいので、特に夏場は気をつけていただきたいと思います、
奥さん!立ち話もいいですが、その128の目玉商品のお造り、
温かくなってますね〜〜〜〜〜〜(笑)
帰ってそのまま冷蔵庫に入れると、
冷蔵庫内の冷たい空気と遮断されてずっと35℃でキープされますよ(笑)
いざ夕食にそのお造りを出したら、「ん?なんか臭う?」なんてことならないように!
牛肉も豚肉も、ラップの両端にプチプチっと指で穴を開けて、
冷蔵庫の冷たい空気を食品に送ってあげてくださいね^^、
残ったおかずも、たとえそれが漬物でも、
一度は蓋をせず、おかずとひとまとめにしてもいいので、
冷蔵庫と同じ温度に食品が落ち着くまで冷ましてください、
そして洗い物や後片付け、入浴が終わってから、
乾かないように、就寝前にでも蓋やラップをしてしまってください、
どうか大切な食材を大事にしてくださいね!^^
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