食品ロスと “フード・ロス” について考えてみよう
残念ながら「フード・ロス」は世界が豊かになればなるほど増加していきます、
また「食品ロス」は人間が贅沢になればなるほど増えていきます、
この話はあんまりしたくはなかったのですが、
腹が立つので(笑)
今や世界で生産される食糧のうち1/2〜1/3は「廃棄」されています
「食品ロス」と「フード・ロス」は定義が違うので、
食品ロスには農家や漁業が「出荷できない」野菜や魚介類の廃棄、
及び賞味期限が切れた食品群があります、
片やフードロスはいわゆる「食べ残し」などの廃棄になります、
フードロスの先進国?は無論「アメリカ」と「中国」が筆頭ですが、
食品ロスは意外と「日本」が先進国です( ̄▽ ̄;)、
ひとつには「賞味期限」や「消費期限」が日本は厳しすぎるので、
コンビニなどでも充分食べられるのに期限切れ商品はもちろん販売はできません、
またスタッフの持ち帰りも ❌ 、捨てるしかないのです、
ちなみに消費期限は「食の安全を保障できなくなる期限」
また賞味期限は「食味を保証できなくなる期限」となっています、
だいたい「缶詰」にも賞味期限はいいですが「消費期限」って何なんでしょう???
あれは「災害時の非常食糧」でもあり、究極の「保存食」のはずです、
期限がないのは「塩と砂糖」くらいで、あの表示制度のおかげで
日本はその基準があまりに厳しいので「食品ロス」がエゲツないです、
マジでエゲツないですよ!
全国のコンビニ・スーパーだけでもすごい量だと思いませんか、
まだまだ食べれるんですから!
安全にも度が過ぎます、消費者が安心すればいいじゃないですか!
賞味期限が過ぎたからといって「冷凍食品」を捨てないでください!!
あなたが管理をミスっただけです、まだまだ充分食べられますから!!!
ね!だんだん腹が立ってきた(笑)
また「フード・ロス」に関しては、アメリカを例えていうと、
料理の量が半端ない!そりゃ残しますわな(笑)
無論外食での「To Go」=テイクアウト、持ち帰り文化や、
また簡素すぎる家庭料理で、ロスはあまりないように思われますが、
レストランでの廃棄量はハンパないですから、
アレ、どないかならないものかとよく思ったものです、
すき焼きとかしゃぶしゃぶなんて、彼ら野菜ほとんど食べないですからね、
キッチンにそのまま戻ってきて、気のある料理長は洗って使いまわしたりもしますが、
日本人以外は概ねゴミにします、すごい量ですよ!
また中国では「出された料理を残す」美的文化があります、
ぜんぶ食べたら失礼になるという恐ろしい文化があります(笑)
なので、大皿の料理が一皿一皿、それこそ「食べ切れない」量が出てきます、
歓待はありがたいのですが、ドンドンどんどん次から次へと料理が出てきます、
昔はそれを客人が残したら授業員や家の者(お手伝いさん)が食事にしたそうですが、
豊かになった今ではすべて廃棄にしてしまいます、
箸もついてなかったら食えよ!
とマジで思ってしまいます(-_-;)、
近年ではそれがあまりにひどいので、
習近平各兼首席が「残すな命令」を出したそうです、
「食べ残し禁止法」で、外食した客や提供する側の飲食店にも、
追加料金や罰金刑が科せられるそうです、
法律まで作ってしまうのですから本気モードすごいですよね!
実際、僕も上海にいくらか住んでいたので、
確かにあれはひどいなと思ったものです、
残ったものすべて残飯ですから、しかもめちゃくちゃ美味しいのに…
よけいな文化は継承せんでよろしいと思います、
最後に「食品ロス」ですが、
これまたエグいのですよ、
「きゅうりはほぼ真っ直ぐでないと出荷できない」
「虫食いトマトは廃棄せよ」などと、
これって農薬推奨政策としか思えないんですけど!
天候や畑の調子が悪いと100本中40本しか出荷できない日もあると、
昔きゅうり農家さんに聞いたこともあります、
きゅうり一日60本おうちで食べれます?(笑)
なので畑の肥やしかヤギの餌になるそうです、
これは先の消費期限等と共に、規制や法律の問題も大きいと思います、
また消費者もあまりにきれいな野菜を求め過ぎではないでしょうか、
その上無農薬だとか、、、、無農薬なんてあり得ないのですから、
益虫のてんとう虫が害虫のアブラムシを食べにきてくれても「農薬扱い」ですからね、
まして、有機栽培=オーガニックなんてものに
知識もないのに飛びつくのもどうかと思います、
有機栽培したら、よっぽど微生物などで頑強に育てないと、
「虫」エゲツないですよ!!
それでも有機栽培農家さんは有機微生物資材などを使って頑張っておられますけど、
虫食い等の廃棄率は常に50%を超えるそうです(一部農家)
だからオーガニックの野菜は高いんですよ、
ちなみに「自然農法」と言われる「有機栽培」=菌ちゃん農法=を紹介しておきます、
かなりマニアックになりますが、肥料や農薬をまったく使わない農法です、
=虫にやられない野菜を作る=
有機肥料をほどこすとどうしても虫が寄ってきますが、
この農法なら虫自体寄り付きませんし、虫がきても野菜が食べられません、
閑話休題、話がそれちゃいましたが、
そのあたりをよくよく考えて、
一般家庭においては、冷蔵庫でモノを腐らせたり、
残ったからといってすぐに捨てずに、火入れして再調理しましょう、
たった一人からでも、できることから行動を起こしたいと思います、
だって大根の皮だって美味しいですし、きんぴらにでも漬物にでも、
生姜も皮ごと擦った方が旨いに決まってます、
人参もピーラー(皮剥き)要ります?
レストランの商品ではないのですから、
魚も野菜も皮目が一番美味しいのですし、栄養もたっぷりです、
どうかゴミ箱に捨てずに食べて欲しいと思います、
これくらいでやめときます<(_ _)>
時間のある方はこちらの方もご参照ください、
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