孤食と個食

　

　

個食は栄養素の偏った単一の食事、偏ったといっても具材がたくさん、

また塩や味噌、醤油などの塩分、ご飯やパンなどの炭水化物、

丼物やお好み焼き、ピザ、野菜たっぷりのラーメンなどは、

ある程度バランスが取れていると思いますが、

　

先日も書きましたが「健康のために」食事そのものより、

「誰と食べたか」って重要だと思っていますので、

個食より「孤食」がどうもいかんなぁと思っています、

　

特に小さな子供たちの親が共働きの家庭での食事、

また高齢者の一人暮らしでの配食サービスによる一人ご飯、

考え事をしていたらまさしくさっき何を食べたっけ？くらいに、

食に意識がないことが多いようです、痴呆などではなくとも、

　

しかも自分で作らず、与えられている食事なら尚更です、

結構自分で調理する、そのための買い物をするって、

狩猟民族のみならず生きていく上で、食べるより人間的であると思います、

鳥でも食事は自分で「捕獲」しますから（笑）

　

　

食が細くなる高齢者は特に、少ない量を作っても、

量が食べられないので、どうしても単一料理のラーメンやパン食、焼き餃子だけ、

などに偏りやすく、そして一人で食べる、何を食べたか、

また「何を食べているか」も意識なしに食事をすることが多いようです、

　

人間は脳で食べるとも言われているので、

誰との食事、何を作る、何を食べる、どこで食べる？

これって実は大切なことなんです、

心・身は一体ですので、吸収される栄養素は頭である程度決まってしまいます、

　

美味しいおいしいって食べるのと、

「また魚か〜」（笑）でイヤイヤ食べるのは栄養学的に「栄養素の無駄」とも言われています、

　

どうしても様々な事情があって、

一人だけの食事や、パン食一辺倒になっても、

今目の前にある食事に意識を集中させて、

できれば「おいしい、おいしい」「いい味だ、いい味だ」と言葉に出して食べてもらいたいと思います、

　

もちろん先のように自分で食事を作ったとしても、

「自己賞賛」してください（笑）

　

　

ではでは、みなさんの日々の食事が楽しいものになることを祈りつつ、

　

　

　

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