ブリヒラくんの解説
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1948年から、和歌山県白浜・串本・勝浦沖合などで、
様々な養殖にチャレンジしている近畿大学水産研究所、
平成の時代中ごろに*完全養殖に成功した「近代マグロ」は有名ですよね、
*卵の孵化から成魚(400kg以上)までの養殖技術
今日は、そんな開発されたハイブリッド(違う魚種の掛け合わせ)の一つである、
ブリヒラくんについて、語ってみましょう!
「ブリヒラ」は当然、ブリ(ハマチ)とヒラマサと言う魚の合いの子、
その前に、ブリ(ハマチ)とヒラマサの違いを説明しないといけないですね、
写真がわかりやすいと思いますので掲載します、
![](https://sushiskoolk.jp/wp-content/uploads/2023/07/922294FD-FB94-4C98-9700-604EDCF9E486.jpeg.jpg)
どこがわかりやすいって?(笑)
同じにしか見えませんッ!(笑)
ぼくは釣りをするので、ブリとヒラマサの違いを知ってます、
もちろん釣ったときの引きもぜんぜん違いますが、
顔がビミョーに違うのです、
並べてみます、
う〜ん、なるほど、
わからんっちゅうねん!( ̄▽ ̄;)
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それはヘビっしょ(笑)
実はこうなってます、
これなら単魚種で見ても見分けがつきやすいと思います、
じゃ、これはブリ(ハマチ)かヒラマサどちらでしょうか?
![](https://sushiskoolk.jp/wp-content/uploads/2023/07/comment_3870_20191002110505-1024x768.jpg)
まぁツバスサイズですが、目の下がやけに尖っているのでヒラマサではありません、
しかしながら、「ブリヒラ」を見てみると、
どうもヒラマサとしての特徴があるにはあるのですが、
ところがですよ、体高が高いのですよ、肥えてるという感じ、
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ヒラマサはどちらかと言えば、磯の青魚で、まぁ太っています、
回遊をメインとするハマチに比べるとボテっとしているのですが、
それが養殖技術によって、なお太っている感じがします、
なので、脂がのっているにもかかわらずコリコリした食感があるのでしょうね、
昔よく行った海上釣り堀で、ブリヒラをよく放流していました、
なのでその食感はよく覚えています、
ヒラマサより脂がのっていて、ブリよりコリコリ感がある、
まさしくハイブリッドとは良く言ったものです、
今日はこれから流通するであろうブリヒラ君(さんも居てます(笑))
そうそう、ブリはメスで、ヒラマサがオスとのことです、
逆もあるのかな〜、詳しくは上記にリンクを貼ってますので、
ぜひ近畿大学水産研究所さんのホームページをご覧になってください、
追記:「アセロラブリヒラ」が最新の新魚種(商品名)とのことです、
スーパーではこの名前で店頭に並ぶかも知れません、
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